悲鳴で始まり、夜風とフォアグラで終わる日
2012年 08月 15日
数年ぶりに、自分の悲鳴で目覚めた今朝。
時計を見たら、5時半前でした。
直前まで見ていたリアルな夢を思い出して、息を落ち着かせて、でも、ただ怖かった。
深夜、流星の見えない天空のテラス。
シャンパンを飲みながら、かろうじて一等星と夜間飛行の飛行機だけが見えました。
流れ星は、見えなかった。
でも、夜間飛行の飛行機も、流れない星も、好きです。
マンゴーのスライスでフォアグラを食べながら思った事。
実在する「絶望スパゲッティー」と「幸せを掬えよスプーン」の話。
刹那的、ということについて。
タカコトのイタリア人がテーブルに図解した、ウフィッツィ美術館とフィレンツェとミケランジェロ広場の地図。
一番聴きたかった声ではない別の声からの着信。
例えばいつか、絶望スパゲッティーを幸せを掬えよスプーンで食べたら、きっと世界が救われる気がしました。
こんな素敵なソファー席には、きっと、一番大好きで一番大事な人と来るべきなのだ、と思えた火曜。
いつもなら私をちょうどよく麻痺させてくれるシャンパンも、キールも、カルバドスも、
今日はうまいこと、私を麻痺させてはくれませんでした。
by junkers-by-yun
| 2012-08-15 02:13
| 日常