有毒の紅き珠生り沈丁花
下の句の構築途中で放棄。
意図せず俳句となる…の巻。
沈丁花 みだれて咲ける 森にゆき わが恋人は 死になむといふ (若山牧水)
かみしもの対比が鮮やかな傑作と思います。
春は、沈丁花と桜が好きです。
秋なら、金木犀。
10代の頃にはすでに好きだったと思います。
日本人のDNA…の仕業なのですかね。。分からないけれど。
沈丁花の花言葉は、不滅、完全。
毒も持ってこそ完全不滅になれる…ということなのでしょうかね。。
馨しい沈丁花には毒、優美なバラには棘、満開の桜の木の下には死体…
どれも対比的な陰陽が、より陽面の魅力秀でさせるというか。。美しさを強調させる裏腹さの例えなのかもしれません。
あんなに清楚な白い花を咲かせて、芳しい香りで一面を満たすのに、沈丁花の雌木の赤い実は、有毒なのだそうです。
写真は沈丁花とは全く関係ありませんが、頂き物の洋花のブーケ。
春ですね。暦的には。
外はまだまだ、浅春ですが。
#
by junkers-by-yun
| 2014-03-06 01:10