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by junkers-by-yun
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無言のドラマ




無言のドラマ_c0205258_311445.jpg



今日、渋谷で撮った一枚。

通るたびに、いつも横目で追ってしまう、可愛い小さなショコラトリーがあります。
今日、クリスマス仕様のデコレーションケーキ達が、お利口に、着飾って並んでいました。

思わず一枚。

気候は5月と10月が好きです。
でも、視界に入るものは全て、星も、夜景も、街のショーウィンドウも、イルミネーションも、朝の澄んだ空気の向こうに見える富士山も、12月が一番好きです。


時々、自分のアンバランスさに、うんざり。
家族や恋人や友人の前に居る時の自分のまま、場所も相手も関係なく24時間を過ごせたら、人間一番楽で幸せなのかもしれません。

でも、心置ける友人達や家族がちゃんと、私という人間を知っていてくれるのだから、それでいいじゃないかと、自分に言い聞かせたり。

夜会社を出て、一日から開放されて、素を開示できる人の顔をみたら、泣きたくなってしまいました。


深夜、「やさしいキスをして」のPVの無言のドラマを観て、人の優しさを考えたり。
歌詞は最後までよく読むと意外と悲しいストーリーだけど、でも、込められた思いは好きです。
誰かの一日の本当の最後に、そばに寄り添えたら、素敵だろうなと。
その日を終える為の眠りにつく時に、自分がそばにいることを必要としてくれる人がいたら、きっと、幸せだろうなと。

夜、コート着てベランダに出て星を見てたら、12年前まで一緒にいた人の言葉が、色々と蘇りました。
もう断片的にしか思い出せない、その人の声で思い出すことも出来ないほど、いつのまにか遠い記憶になってしまっている断片的ないくつかの「言葉」だけが、ぽろぽろ無性に思い出されました。


一日の本当の最後に、自分を必要としてくれる人のそばに、ちゃんと寄り添えたらいいのに。そう思ったら、無性に涙が止まらなくなってしまいました。
by junkers-by-yun | 2012-12-06 03:44 | 日常